FUJIDANのヒミツ
“普通”の段ボールはつくらない
“普通”の段ボールは売らない
“普通”に段ボールは届けない
を合言葉に段ボール業界を走り続けるFUJIDAN。
FUJIDANの「おもしろい」が
生まれるヒミツを紹介します。
お盆職人からBOXメーカーに
1948年に誕生したFUJIDANはいわゆる箱を作る「BOXメーカー」です。でも最初からBOXメーカーだったわけではないんです。
初代・本田稔はなんとお盆職人!木材を小さな円形に加工してお盆や茶たくを製造していました。
一方、FUJIDANがある香川県東かがわ市は手袋の産地。1960年代にアメリカへの輸出がはじまると、「手袋を入れる木箱を作ってほしい」との依頼があちこちから。工房にある材木を使って木箱を作りはじめたのが「BOXメーカー」FUJIDANのはじまり。
時代とともに素材は木箱から段ボールへ。FUJIDANも段ボール業界へと踏み出したのでした。
「段ボール」と一口に言っても…
段ボール会社には「素材の段ボールシートを作る会社」と「段ボールシートから箱を作る会社」の2種類があるってご存知?
それならFUJIDANは…「段ボールシートから箱を作る会社」です。
そして、段ボールにもいろいろ種類があるってお気づきですか?
「薄いものと、厚いものでしょ?」
いえいえ、それだけじゃないんです。
段ボールは、表と裏の「ライナ」という紙と、その間に挟まれた波々の「中しん(フルート)」という紙でできています。波々の高さによってAフルート、Bフルート、Eフルート*などの種類があって、その組み合わせで使いみちに合った段ボール箱を作っているんです。
FUJIDANではさらに特殊な段ボール箱も作っています。
*中しんの波形のことを英語でフルート(flute)といいます。
強化段ボール
もともとは軍事物資を運ぶために使っていた強化段ボール。その特性を生かした強化段ボールの運搬用パレットがFUJIDANの主力商品です。また、農機具や船の部品など重量物を包む特殊な箱も設計しています。
プラスチック段ボール
紙以上の強度を誇るプラスチック段ボール。誘電機能や撥水機能も備えている優れものです。設計から製造までFUJIDANで行っています。
段ボールパッケージ
商品価値を高める段ボールパッケージ。ユニークな形と鮮やかな色のオリジナルデザインで商品をしっかり守りつつ、売れるパッケージを提案しています。
貼り箱
お菓子や高級雑貨を包むちょっと高級感のある箱。角の細かいところにもご注目。「見た人に感動を届ける貼り箱」をモットーに、すみずみまでピシッと美しく仕上げています。
hacomoシリーズ
FUJIDANの「おもしろい」をさらに極めた会社がhacomo。「これも段ボール?」とおどろくオブジェ・おもちゃ・遊具を企画して、ワクワクとハッピーを届けています。
「おもしろい」を追求するFUJIDAN精神
FUJIDANの精神は「誰もやらないことを大真面目にやる」こと。
前例のないもの、誰もが見たことがないもの、思いもよらないもの…そんな「おもしろい」ものが大好物なFUJIDAN社長と社員が集まれば、とどまるところを知りません。
これまでにやってみた!実験は数知れず…
- 段ボール箱はどこまで高く積み上げられるか?まさかの高所作業車登場!?
- FUJIDAN社長大暴走!レーシングカートで段ボール箱の壁をぶち破る!?
- 剛速球を投げる現役硬式ソフトボール選手役員が段ボール抜きに挑戦!
- 段ボールと竹を組み合わせたFUJIDAN式の流しうどん!?
- 段ボール甲冑を着て本気で3on3!段ボール甲冑の耐久性はいかに?
- 段ボールテントを半年間屋外に放置してみた!
なぜ、おもしろいことに挑戦するのか。
「普通のものを作っていたら潰れるやろ!」
その精神がFUJIDANのアイデア商品を生み出しています。
▼詳しくはFUJIDAN You Tubeチャンネルをチェック
FUJIDANはオフィスだっておもしろい
FUJIDANは段ボール愛にあふれています
工場では社員のアイデアが生んだ段ボール便利グッズがあちこちに。
いつもどこでも段ボールが身近にあるFUJIDAN、段ボール愛にあふれています。
目指せ!カーボンニュートラル会社
工場の屋根には太陽光パネルがずらり。晴れた日は、太陽光発電で工場の電力を100%まかなっています。災害時にも製造体制を維持するのはもちろんのこと、社員みんなの避難場所としても頼れる存在。
そのほかにも様々なエコシステムを模索中。
地下水をトラックのラジエーターで熱交換して、工場内の温度を冷やせないか?
地中の冷たい空気を工場内に送風できないか?
段ボールの断ちクズを新しく何か形にできないか?
ときには大学も巻き込んで本格的な実験も。「目指せ!カーボンニュートラル会社」と日々進化しています。
FUJIDANの未来の段ボール
原油高、輸送コスト高、高齢化…そんな逆境はFUJIDANにとってはビジネスチャンス。設計力を活かしたパッケージングを武器にコスト高をメリットに転換したり。はたまたビジネスの川上・川下を担うことで人手不足を改善したり。
「みんながやりたがらないことをやる」
だれかのお困りごとはFUJIDANの未来の段ボールにつながっています。
段ボール、だからいいんです
商品会議で様々なアイデアが飛び交うFUJIDAN。商品化するものもあれば、そうでないものも。商品開発で大切にしていることは「なぜ段ボールで作るのか」ということ。
今あるものを段ボールで作り変えるのではなく、「段ボールだからいい」という商品をお客さま目線で考え、生まれた商品を販売しています。
「!」となる段ボールで日常をもっとおもしろく。
期待以上の「感動」「おどろき」「愛デア」がつまった商品をお届けします。